空きビルプロジェクト~武者修行プログラム第2弾
旅武者さんとの再会
こんにちは。堀文の堀です。
空きビルプロジェクトのご報告です。
☆初めて空きビルプロジェクトのことを知ったかたは、過去のブログにて詳細をご覧ください。
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空きビルプロジェクト~コミュニティスペースが新しくなりました
画像の「小畑時計店」の看板がかかるビルがこのプロジェクトの舞台。
昨年秋に、このホリブンの空きビルスペースを武者修行プログラムに活用してくださった旅武者さんとご縁があり、再びこのスペースを活用していただきました。
地方創生イノベーションプログラム 学生・外国人・障がい者、多様性の街、別府亀川地区~まちのコミュニティスペースを盛り上げろ~
全国から集まった新しいメンバーで再びこのテーマに挑むとのこと。
前回の活動を見学させていただいた際には、学生が地域の方とともに繰り広げる興味深い企画とその実行力に、パワーをもらい勇気づけられた私でした。
別府亀川地区の魅力にもあらためて気づかされた1週間だったことを思い出します。
さて今回のミッションにどんな企画が実行されたのか?
初対面の日、キックオフ
初日キックオフは自己紹介からはじまり、様々なレクリエーションを織り交ぜながら、次第に参加者の心をほぐしていました。
この日は別府に雪が舞い、とても寒い日でした。しかし皆さんの気持ちは熱かった。
自分を変えたい!という参加者それぞれの思い、
参加者のみなさんを導こうとするファシリテーターさん方の熱意、
人と人がつながりたいと思うエネルギー、
様々なエネルギーの化学反応みたいなものを感じました。
初対面なのに、不思議と自分の内面をほろっと出せちゃうようなね。
このベースがあるから、後にお互いのアイデアや意見を出しやすいチームが作れるのでしょうね。
ホリブンのスタッフも、このウォーミングアップに数名参加しました。学生に交じって夢中になり目が輝いていましたよ。
別府亀川商店街を散歩
空きビル活用プロジェクトは、亀川商店街入り口に位置するこのスペースを有効利用することで、亀川商店街への人の流れを作ったり、地元住民との交流をはかったり、まち全体を活気づけたいという思いで行っています。
武者修行プログラム参加メンバーの方にも、地元商店街を知っていただきたいと思っていたので、ありがたいことです。
僕らに見慣れた風景が、彼らにはどう映ったのかな。
就労支援施設を応援するビジネスを
さて、今タームのナンバーワングループの企画は、亀川の福祉のまちという特徴を活かしたふくしばしという企画でした。
ナンバーワンチーム相棒のメンバーはコチラ↓
福祉施設で、ご利用者様が作る制作物。
一生懸命こつこつと丁寧に作られたその作品にはあたたかみがあり、手にとる人の心を和ませてくれます。
この制作物の販売促進をビジネスにつなげられないかというアイデアです。
就労支援施設で働く職員さん方は、ご利用者様の支援業務が忙しく、並行して制作物の販売促進まではなかなか手が回らないそうです。
施設のことや作品をみなさんに知っていただければ、企業からの発注もあるかもしれないし……たくさんの方に利用していただければご利用者様方の工賃アップ、モチベーションアップにもつながるかも……様々な可能性が感じられるこのアイデアに、亀川地区の3つの福祉施設が協力してくださることになったそう。
施設側からの申し出もあり、武者修行プログラム終了後に参加学生が再び別府亀川に訪れ、福祉施設の見学を兼ねて交流がありました。
堀文の空きビルスペースで行われた活動が、地元と学生の間に新しいつながりを生み出すきっかけになったことを嬉しく思います。思考錯誤しながらも、一歩前に進もうとしている学生たちを応援したいですね。
武者修行プログラムの地方創生イノベーションは、その場限りのイベント、単なる自己満足のプレゼンで終わらないところに関心させられます。それだけの熱意をもった学生さんが参加し、ファシリテーターさんがしっかりと導いている。今後も、堀文の空きビルスペースをぜひ活用していただきたいと願っています。
※武者修行プログラムについて、詳しくはコチラをご覧ください