空きビルプロジェクト~あまいろ商店第4弾
あまいろ商店~値札のないスーパーマーケット
大学生を中心に活動中、食品ロス防止をテーマに掲げたマーケットあまいろ商店さんの活動は、以前このお知らせブログでも紹介いたしました。
2021年2月、3月、11月に、堀文の空きビルスペースを活用して、あまいろ商店がオープン。
>>>出店の様子、あまいろ商店の詳細についてはこちらをごらんください。
短期間の開催ながらも、地域の方にも親しまれ、その名前をすぐに知られることとなり、多くのお客様にご利用いただきました。
亀川商店街に新しいお客様の流れが生まれました。
お客様にとっては、単にお野菜を購入されるだけでなく、食品ロスや食の貧困の問題について考える機会をもつきっかけになったのではないでしょうか。
あまいろ商店の皆さん、おかえりなさい!
そして2022年3月12.13日、堀文の空きビルスペースにあまいろ商店がふたたびオープン。
亀川商店街の方との交流もさらに深まり、あまいろ商店さんは地域のみなさんから「おかえり!」と声をかけられるお店になってるように見えました。
魅力的なお野菜の品ぞろえ豊富なあまいろ商店
お野菜がどんどん運びこまれている様子をのぞくと……少し葉が黄色くなっていてもまだ新鮮でしっかりと食べられる葉物に、外見は少し傷ついていても中身はとびっきり美味しいかんきつ類。
形や色にとらわれず、味の遜色ない大きなネギ!
大きく育ったしいたけだからこそ味わえる食感もあるよね~。
と、ワクワクする品揃えとなっていました。
ポスターやポップなど展示物もみどころです!
また、学生のみなさんが付けるポップが、お野菜や生産者の方の魅力を伝える味のある仕上がりなんです。それを見ることもあまいろ商店さんを迎える際の楽しみのひとつになっています。
私たちは一般的にスーパーなどの店頭に並べられる、色かたち揃った野菜の見た目に慣れすぎてしまっているのかもしれません。
本来自然に育ったものだから、それぞれの形や大きさ、色が違うことなんてあたりまえなのに。
まっすぐなキュウリやダイコン、まんまるのトマトやミカンを選んでいないだろうか?
まずは僕自身も自分の行動をふりかえることからはじめました。
あまいろ商店に来店してくださった方にも、スタッフさん方との会話や、手作りのチラシやポスターをじっくり楽しんでいただきたいですね。
そして実際にあまいろ商店で販売されている食材を口にしていただければ、偏った見方はきっと吹き飛ぶと思います。
いただきますとごちそうさまの意味
忘れてはいけないのが食事にたずさわってくれた方への感謝の気持ち。
それぞれの食材の命をいただいているという、感謝の気持ち。
この気持ちが世界中のみんなにあれば、残したり、捨てたり、食材を無駄にするような行動は、世の中からなくなるのではないかな。
いただきますとごちそうさまを言う時には、いつも思い出してくださいね。
身近なところからできる、食のSDGs
SDGsという言葉が、メディアで一人歩きしているような今日このごろ。
大きな問題には取り組みにくくても、自分たちが日々食べる食材のことを考えることなら、きっと誰にでも始められます。あまいろ商店の利用をきっかけに、食品ロスや食の貧困問題を自分ごととして考えられる方がきっと増えているはず。この活動は堀文としても、僕自身もずっと応援していきたい!!堀文の空きビルスペースで今後もまたお店を開いてくださることを期待しています。きっと第5弾があるかな( *´艸`)……またの開店をどうぞお楽しみに!