みらいの文具店を考えよう~アイデアの種まき①
堀文具店のみらいを考えよう!
こんにちは。堀文の堀雄太朗です。
今年は梅雨入りが例年にない早さと言われつつ……ここ数日晴れの日が続いていましたが、今日は久しぶりの梅雨らしいお天気です
紫陽花の花は雨に濡れて嬉しそうにも見えます。
晴れた日も、雨で退屈な日も、よかったら堀文にお散歩がてら遊びにいらしてください。
と言っておきながら……どうなんだ?うちの店はお散歩がてら遊びに行きたくなるお店なのか?どんなお店になれば行きたい場所になる?
最近そんなことをずっと考えています。
町の老舗文房具屋さんができることってなんだろう?
価格競争に肩を並べて戦おうなんて、到底大手にはかなわないから、そこはあえて考えないことに。
でも……堀文の店舗の文房具は、実は以前からいつも定価の2割引きで販売させていただいております(笑)。ご存じない方も多いかもしれません。PR不足でスミマセン。実はお得なんです。ホームセンターや定期的にセールを行う大型文具店さんよりすごく安い!!というわけではないけれど、価格的にはさほど変わらなかったりするのです。
「ブランドのマスキングテープは雑貨屋さんでは定価で売ってるとこが多いし、大型ショッピングセンターには置いてなかったりするから、堀文さんって穴場(*^▽^*)」
「季節のレターセット、こんなきれいなのは他で置いてないし(´艸`*)、定期的に旬な柄が入ってるから眺めに来るの好きなんよ。今日は紫陽花の便せん見つけたから嬉しいわ」
なんて声もいただいております。堀文通のお客様です(笑)
他店と価格を揃えたところで、堀文具店が何か変わるわけではないし、話題になるわけでもない。だから、マスキングテープ好きのお客様みたいに、うちの文具店の個性みたいなところを気に入ってくれるお客さんにたくさん来ていただけると嬉しいかも。
堀文の個性ってなんだ?
さて、堀文具店の個性ってなんだ?老舗の文具屋さんは、お店を閉めたところも多いから、
- 老舗文具店として生き残ってる
- アットホームな感じ
- スタッフとの世間話にほっとする
こんな感じかな。自分の個性ってなかなか気づかなかったりもします。ならば、際立つ個性?なりたい個性?を作りだせばいいのかもしれません。
僕の理想は、親子がお散歩がてら寄りたくなるような文具店。
昔に比べて人通りが少なくなった亀川商店街ではあるけれど、小さなお子さんの手を引いてお買い物に来られるお客様に目がとまります。僕自身も2児の父なもので……同じくらいの子連れているのを見ると気になるんです。
でも、小さなお子さんを連れてお買い物された経験のある方からは、うちの店舗に限らず、買い物は気疲れすると聞きます。お店のものを触ったり、商品で遊んで壊さないかが心配だと。せっかくのお買い物の楽しみも「触っちゃダメ!」「遊んじゃダメ!」に奪われてしまうと。
「ダメ!」を無くせば?遊んでもいい文具店にしてはどうだろう?
子ども達の目線部分に、スケッチブック、くれよん、色鉛筆、ぺん、工作グッズなどなど並べて自由に使ってもらえばいいんじゃないか?お店の壁に落書きしたってかまわない、そんな子どもファーストの自由な一角を、堀文具店のキッズ文具コーナーとして作ってみてはどうかと……。